top of page
  • 執筆者の写真天小屋 女将

美味しい記憶


珈琲とデザートで女子トークしながらの時間をお過ごしだったのは



立春の日の一コマ




あっという間に二月最後の日です


時間は砂のようにさらさらと流れていきます









一年前の今頃



始まったばかりの苺パフェを召し上がっていたのは



仲良しご常連夫婦



同世代ですし、気の良いご夫婦ですのですぐに仲良くなりまして





色々話をする気取らないお付き合いです




二人で苺パフェをつつきながら 美味しいを連発してくれっけ

実は奥様、闘病の真っ最中でして 頑張ってる人に頑張れも言えず 軽々しく言葉を発することに躊躇しながらも 美味しいの言葉に 嬉しいと返し またこれ食べにくるね に 待ってるよって・・・



この日が最後の来店となりました



一番近くで支えていたのはもちろん旦那様です






日曜日、旦那様がお友達とご来店です



一年前の今日、奥様と苺パフェを食べたから



今日はいちごパフェ食べに来た




奥様は姿はないけどきっといるね・・・



一緒にここで食べてるね




あれから一年



美味しい記憶は味と共によみがえる





人生のほんの少しの時間を


美味しい記憶として留めてもらえたことに



感謝なのです



時空の中であたし達は生かされている







楽しい事も

嬉しい事も

悲しい事も

さらさらと流れて行ってしまうから

少しだけここにとどめよう



閲覧数:11回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page